情報公開のお許しが出ましたので、アップします!
『十二単と雅な和装の描き方 平安時代の装束大図鑑 神技作画資料集』
こちら、絵師さん向けの平安描きハウツー本です。現在、大河ドラマで『光る君へ』をやっていますが、(あの時代を描きたい)と思う方に特化した、つまりは平安中期の描き方本です。
特徴は、「ガチな平安だ!という雰囲気を出せるポーズとは」。
…これ正直、まともに平安ガチもの描こうとしたら、ドラマは成り立たなくなっちゃうんですが。この辺り、以前noteにも書いたことなんですが、平安って今と常識ちがいすぎて、なかなか創作しづらいのです。
もし平安の皇子と恋に落ちたら ~和の宮廷モノ、実は恋愛が難しい~
そこを、あえて! 「ガチの平安」を盛り込んでみた本です(笑) 許してくださった版元さまに感謝!
平安の装束は後世も残り、また季節・身分などルール化も進んで、とても複雑な体系になってゆくのですが、それを理解するにもまず【原理原則】、平安中期を抑えよう!という本でもあります。源氏物語や紫式部・清少納言を絵画化したい方に、手っ取り早くオススメです。ぜひぜひ、ご一読くださいませ!