現在発売中の日英バイリンガル月刊誌『ひらがなタイムズ』6月号、その中で砂崎はドイツ人剣術家マルクス・レッシュ氏をインタビューしています。
レッシュ氏、現在のお名前は大塚龍之介平政智どの。師匠の道場養子になったとき改名されたのだそうです。そして師匠の後を継いで7代目宗家となられた、その流派は、なんと北辰一刀流兵法。幕末ファンなら知らぬ者のない、坂本龍馬ゆかりのアノ古流剣術です。
日本人も、クラシック音楽やらバレエやらフランス料理やら、はたまた「マッサン」のウイスキーやらと、他国のお家芸を学びに渡海して異文化へ分け入り、斯界にてハイレベルの業績をあげてきた訳ですが、今の時代、その逆バージョンもレアじゃない。砂崎が取材した範囲でも、スペイン人弓道家さん、アメリカ人の茶人さん、スウェーデン人の庭師さんと、実に「深い」方が多々いらっしゃいます。
さて今ブログでは、せっかくなので、大塚龍之介氏の画像をいくつかご紹介。2017年3月19日、高知県のテーマパーク『創造広場アクトランド』にて開催された、特別演武の際の写真です。いや、お見事ですね!