このたび、素晴らしい企画に参加させていただきました。
「ペン習字の教本として、源氏物語の名文をピックアップしていただけませんか」
そんなお話が降ってきて、欣喜雀躍、お受けした次第です。
何しろ、「PC全盛の時代ですが、あえて手で書く、続け字にすることで、見えてくる日本語の魅力を伝えたい」というコンセプトだそうで…こんな素敵な企画、なかなかありませんから。
加えて、砂崎の下心としては、(じゃ、習字の先生による美しいご手蹟で、あの場面この場面を書いていただけるんだよね?!)とワクテカものでして…。
はい、我が独断と偏見(⁈)により、28場面をセレクトさせていただきました。
源氏物語そのものについての解説や、お話の見どころ、各巻のあらすじなども情報ちりばめてあるご本なので、「源氏物語知らない…」という方にもオススメできる内容です。
このご本のコンセプトが「書いていて心が落ち着く」ということで、場面選定の基準としたのは、
・手書きしたら心が癒されるような、美しい情景
であることです。
先生のみごとな筆跡、見ているだけでも満たされるので、ぜひぜひご覧いただければと思います。
あ、申し遅れました。当のそのご本のタイトル、およびリンクはこちら!
美しい文字で心が落ち着くペン字練習帳 源氏物語をなぞって上達!
国宝源氏物語絵巻の名場面・その詞書も、砂崎がお願いして画像を入れていただきました。平安の読者たちがしていたように、源氏物語、手で書いて堪能してくださいませ。