村上春樹さんの新刊『騎士団長殺し』が話題となっているので、そのご著書に埋もれて過ごした日々を思い出しました。
『一個人』の2013年1月増刊号に、『村上春樹クロニクル1979-2012』という記事を書かせていただいたのです。はい、全集を周りに積み上げて、ホテルにカンヅメならぬ本に囲まれ状態になりましたね。
『村上春樹はくせになる』等のご著書がある文芸評論家・清水良典先生にもお目にかかりました。先生一押しのひつまぶしをいただきつつ村上春樹論を拝聴。二重に贅沢な体験をありがとうございました。
砂崎としては、『海辺のカフカ』と源氏物語の絡みについて、もっと突っ込んで伺いたかったのですが、時間がなく叶わなかったのが心残りです。