ひらがなタイムズ9月号発売中!

何やかやと立て込んでご報告が遅れましたが、『ひらがなタイムズ』9月号、発売しております!今回の執筆記事は2本です。

1本めは、日本の冴えた文化を紹介するコーナー「クール・ジャパン」で、バンド『破天航路』さんについて。音楽はロック、メタル、端唄(江戸時代の歌曲ですね、三味線バックに歌う感じの)、ダンスは殺陣、日舞、バレエと、「何でもアリ!」感が魅力のグループです。個人的には、構成の良さに大満足!どれほど優れた技量でも、いち公演中に(あ、コレさっき見た/聞いた)という要素があると艶消しなもの、破天航路さんは次々に新手を繰り出して見せてくれるので、たるみ無くラストまで見入ってしまう感じでした。(それだけ引き出しが多い方々だってことでしょう)。

直近のライブは9/6(水)に六本木、とのことです。また、取材のもようをyoutubeにもアップしていますので、ご興味のある方は是非こちらから!(砂崎も顔出ししています♪)

2本めの記事は、日本と母国との間で活躍する方を取りあげる「プロファイルズ」コーナー。インタビュイーはバリアフリー情報提供サイト『ACCESSIBLE JAPAN』主宰する、グリズデイル・バリージョシュアさんです。手足に障害をお持ちのグリズデイルさんですが、来日して仕事を見つけ、日本語もマスターして、さらに日本に帰化されました。そして、障害のある外国人が安心して来日できるようにと、『ACCESSIBLE JAPAN』をボランティアで運営されています。

外国に移住して国籍も替えるということは、なまなかの覚悟では出来ないと思いますが、元が移民の国カナダ出身の方は、ポジティブに受け止められるようですね。グリズデイルさんは、「日本が好きで、この社会の責任ある一員になりたいと思ったから」とためらいなく答えていらっしゃいました。お母さまも、「私の両親もそもそも移民、二人がカナダへ来て、それで今この家族が存在する。あなたも冒険して、幸せになりなさい」と送り出してくださったとか。

グリズデイルさんの今後のご多幸とご活躍を心からお祈りいたします。

さて、今月は。砂崎、ひさびさに講演会をおこないますよ!お題はもちろん「源氏物語」。よくある「光る源氏」についてのお話ではなく、その息子(とされている)薫について、「香り」という観点から語ります。ちょっとコアな源氏物語を知りたい方は、是非こちらから!

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投稿者: SAZAKI

フリーライター。古典・歴史系ライティングを中心に学習参考書等で活動。著書に『マンガでわかる源氏物語』など。

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